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イタリア南北問題論文, 国際競争下におけるイタリアの産業地域の変容 このようなイタリアの南北格差問題は、19世紀 の国家統一時代から存在し、その後、北部をさら に2つに分けて議論する論点が提示されて久 しい。こうした南北格差の再拡大は、EU・ ユーロ圏が目指す統合深化の妨げに。格差 によって南欧諸国で国民の反EU感情が高 まれば、ポピュリズムが再燃し、政情不安 につながる恐れも。 84 86 90 92 94 96 98 100 102 19 21 ドイツ フランス スペイン イタリア 少しだけ詳しくいうと 欧州でも有数の工業地帯である北イタリア (ミラノや トリノ 等)が経済的に豊かな一方、 南イタリア (ナポリ 等)は近年多少はマシになってきたとはいえ未だに 農林水産業 といった 第1次産業 や観光業が中心 で貧しく、南部の税金を北部が負担するなどしてイタリア経済の足を引っ張っている形になってるという問題です。 外務省 わかる 国際情勢 Vol 39 イタリア 都市国家の歴史を受け継ぐ社会経済 イタリア 南北問題 解決策